たそらぼ

日頃思ったこととかメモとか。

play 2.7.xのデータベース設定

Play Framework

データベースの設定を行った。
play 2.7.xだとあまり情報が転がってないので、過去バージョンの情報を見つつ試行錯誤した。

環境

OS：windows10
DB：postgreSQL 11.2
play： 2.7.2
postgreSQL jdbc：42.2.5

手順

1.PostgreSQLのダウンロード&インストール

ここは普通にインストールする。
ポートとパスワードは覚えておくこと。
www.enterprisedb.com

今回はローカルからの接続を想定して、pg_hba.confを編集しておく。
ローカルのユーザーは必要があれば追加しておく。
#ちなみに自分は勉強用なので、postgresで代用...。

# TYPE  DATABASE        USER            ADDRESS                 METHOD

# IPv4 local connections:
host    all             all             127.0.0.1/32            trust
# IPv6 local connections:
host    all             all             ::1/128                 trust

2.application.confの編集

playのapplication.confを編集する。

# setting for postgresql
db.default.driver=org.postgresql.Driver
db.default.url="jdbc:postgresql://localhost:[port]/[database-name]"
db.default.user=[username]
db.default.password=[password]
ebean.default="models.*"

1の方法をしておくと、db.default.userとdb.default.passwordの設定は必要なかった。

3.built.sbtの編集

以下を追加する。

libraryDependencies ++= Seq(evolutions, jdbc)
libraryDependencies += "org.postgresql" % "postgresql" % "[JDBCのバージョン]"
#現状の最新だと、[JDBCのバージョン]=42.2.5。

JDBCのバージョンはpostgreSQLだと以下から調べられる。
jdbc.postgresql.org

4.sqlファイルの作成

3までの設定ができている状態で、conf/evolutions/{database name}にsqlファイルがあれば、アプリ起動時にスキーマのevolutionが起こる。
今回は、defaultのデータベースを使うので、/conf/evolution/defaultにsqlファイルを設置する。

sqlファイルは例えばこんな感じ。

-- Users schema

-- !Ups

CREATE TABLE test
    (id serial not null,
    email varchar(255) not null,
    primary key (id));

-- !Downs

DROP TABLE test;

特に、idはserial型にしているが、これはpostgreSQLのみ。
（当たり前だが、）MySQLはAUTO-INCREMENTなどなので、データベースに合わせてスキーマを作成すること。